とっぺんブログ

　トレード、FAの状況も固まってきています。
　個人的にはLALのファーマー放出が残念…なスタッフTです。

　今回は「デロン・ウィリアムス」選手です。

　2005年のドラフトで1順目3位指名にてユタ・ジャズに入団。
ポジションはポイントガード。チームの司令塔として紹介して
きたマイク・ビビーやボビー・ジャクソンと同じですね。この年
は、新人王を獲得したクリス・ポール（後にウィリアムス同様
アメリカ代表にも選出）よりも先に指名され、一時はポールの
活躍と比較され「なぜポールを獲らなかったのか」と言われる
こともありました…。

　しかし、その後は1試合平均10アシスト以上を記録したり（2ケ
タは立派と思ってよいです）、チームをカンファレンスファイナル
に導いたりと、徐々にその指名順に違わぬ活躍を見せるように
なりました。身体能力が優れていて得点能力も高く、2008年の
北京五輪でもアメリカ代表内でしっかりとその役割を果たして優
勝に貢献しました。

　さて、この選手の好きな所なんですが、「クロスオーバードリブ
ル」に注目です。
　これは、片方の手でドリブルしているところからもう片方の手に
ボールを移動させ、その左右の移動で相手ディフェンスを抜き去
るというもの。（体の前を移動させたり、股の間を通したりと細か
く言えば名前がいろいろあると思いますがここでは省略します）
　
　彼はこれが…
　凄まじく速い！

　（…もちろん他にも得意な選手はたくさんいますよ。念のため。）

　最初に見た時は衝撃でした。雑誌では写真やら記事やらで
「なんかスピードが売りの選手なんだな~」くらいのことは知って
いたのですが、なかなかＴＶで見れず。実際に見てみるともう…
ＴＶ局側が画面編集してるんじゃないかと思うぐらいの体のズレ
よう（笑）でした。経験者ながらに「次はたぶん右に行くな」とか
予想は立てながら観戦してるんですが、予想の遥か斜め上を行
く移動のしかたです。遠く離れた日本で画面上でもそう感じるの
で、目の前で見たら果たしてどうなのか。瞬間移動でもしてくれ
るのでは、と思っています。

　ぜひ一度ご覧あれ。